【お知らせ】本記事は旧「バランス献立」実食レビューです

※本記事はリニューアル前の「バランス献立」を実食したレビューです。

2025年にアサヒグループ食品の「バランス献立」は**「まんぷく日和」**へリニューアルされました。

食べる人の「かむ力・飲み込む力」に合わせた4区分はそのままに、パッケージやラインナップが新しくなっています。

食べる人のかむ力・飲み込む力に合わせた4区分はそのままに、メニューやパッケージが新しくなっています。

容易にかめる

・鱈つみれの寄せ鍋
・鶏つくねの甘酢あんかけ

歯ぐきでつぶせる

・味しみ肉じゃが
・チキンライス
・ソーキそば
・ポトフ
・ひじき入り五目煮
など

舌でつぶせる

・かに雑炊
・鯛雑炊
・ナポリタン
・鶏肉の和風煮
など

かまなくてよい

・なめらかぶりの照り焼き風
・なめらか鶏のクリームシチュー
・なめらか牛しぐれ煮風
など

旧シリーズ 新シリーズ
バランス献立 まんぷく日和
販売終了 現在販売中
本記事でレビューしている商品 旧バランス献立

実際の味については、旧シリーズ「バランス献立」を実食したレビューとして掲載しています。

新シリーズ「まんぷく日和」についても、実食でき次第レビューを追加する予定です。

管理栄養士
管理栄養士

シリーズ名やラインナップは新しくなりましたが、食べる人の「かむ力・飲み込む力」に合わせた4区分の考え方は引き継がれています。

購入を検討されている方は、最新シリーズ「まんぷく日和」もぜひチェックしてみてください。

はじめに

「レトルト介護食って、本当においしいの?」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

介護食というと、

  • 味が薄そう
  • レトルト特有のにおいが気になる
  • 本人が食べてくれるか心配

というイメージを持たれがちです。

しかし、最近のレトルト介護食は味や食感が大きく進化しており、普段の食事に取り入れやすい商品も増えています。

今回ご紹介するのは、リニューアル前に販売されていたアサヒグループ食品の「バランス献立」です。

現在は「まんぷく日和」として販売されていますが、本記事では旧シリーズを実際に食べた感想をご紹介します。

私自身も「肉じゃが(区分2)」と「ハンバーグ(区分1)」を実際に試食しました。

本記事では、そのときの感想に加えて、口コミや特徴、メリット・デメリットを管理栄養士の視点から詳しくご紹介します。

管理栄養士
管理栄養士
レトルト介護食は「手抜き」ではありません。

毎日手作りを続けるのは大変です。無理なく介護を続けるためにも、市販品を上手に取り入れることはとても大切ですよ。

アサヒ「まんぷく日和」(旧バランス献立)とは?

アサヒ「バランス献立」は、アサヒグループ食品が販売しているレトルト介護食シリーズです。

食べる方の「噛む力」「飲み込む力」に合わせて4つの区分が用意されており、ユニバーサルデザインフード(UD)に対応しています。

※現在販売中の「まんぷく日和」は、全商品に食物繊維が配合され、栄養面にも配慮されています。

バランス献立の4つの区分

  • 容易にかめる
  • 歯ぐきでつぶせる
  • 舌でつぶせる
  • かまなくてよい

食べる力に合わせて選べるため、ご本人に合った介護食を選びやすいのが特徴です。

また、和食・洋食・中華・ご当地メニューなども豊富で、「毎日同じ味で飽きる」という悩みにも配慮されています。

管理栄養士
管理栄養士
介護食は「やわらかさ」だけで選ぶのではなく、ご本人が無理なく食べられる区分を選ぶことが大切です。
初めて利用する場合は、必ず食べる様子を確認しながら進めましょう。

管理栄養士が感じた「バランス献立」の特徴

実際に食べてみて感じた特徴をまとめました。

甘さ控えめで後味がさっぱりしている

介護食は甘めの味付けの商品が多い印象がありますが、「バランス献立」は甘さが控えめで、だしの風味をしっかり感じられました。

味が濃すぎることもなく、食べ終わった後も口の中に甘さが残りにくい印象です。

甘い煮物が苦手な方でも比較的食べやすい味付けだと感じました。

レトルト特有のにおいが気にならない

レトルト食品というと、独特のにおいを心配される方もいます。

実際に食べてみると、気になるレトルト臭はほとんど感じませんでした。

電子レンジで温めても、だしの香りがふんわりと広がり、「レトルトだから仕方ない」と感じるような違和感はありませんでした。

レトルト介護食は臭う?気になる原因と美味しく食べてもらう工夫を管理栄養士が解説介護食のレトルト食品を使っていると、 「なんだか独特のにおいがする…」 「本人が嫌がって食べてくれない」 と感じることはありません...

パウチが開けやすい

高齢になると握力が低下し、袋を開けるだけでも大変なことがあります。

バランス献立は切り口が分かりやすく、比較的開封しやすいパッケージでした。

介護をするご家族だけでなく、ご本人が開封する場合にも配慮された設計だと感じます。

メニューが豊富なので飽きにくい

バランス献立シリーズは、和食・洋食・中華・ご当地メニューなどメニューが豊富です。

現在の「まんぷく日和」37商品のラインナップがあります。

毎日同じものでは飽きてしまいますが、いろいろな料理を組み合わせることで、食事の楽しみを維持しやすくなります。

管理栄養士
管理栄養士
デイサービスでも「毎日同じような献立で飽きてしまう」という声をよく耳にします。

レトルト介護食も数種類をストックしておくと、献立に変化をつけやすくなりますよ。

実際に食べてみた感想

今回は、私が実際に試食した

  • 肉じゃが(区分2:歯ぐきでつぶせる)
  • ハンバーグ(区分1:容易にかめる)

をもとにレビューします。

味や食感だけでなく、見た目や食べやすさ、手作りとの違いについても詳しくご紹介します。

肉じゃが(区分2:歯ぐきでつぶせる)

袋を開けると、和風だしのやさしい香りが広がります。

じゃがいもやにんじんなどの具材は形がしっかり残っていますが、歯ぐきでつぶせるやわらかさに仕上がっています。

実際に食べてみると、甘さはありますが、後味は比較的さっぱりしています。

煮物らしいやさしい味付けで、濃すぎず薄すぎず、ごはんにも合わせやすい印象でした。

また、レトルト特有のにおいはほとんど気にならず、「レトルトだから仕方ない」と感じるようなクセもありませんでした。

ハンバーグ(区分1:容易にかめる)

ハンバーグはスプーンでも切れるほどやわらかく、それでいてお肉らしい食感も少し残っています。

ソースの味もやさしく、高齢者向けだからといって物足りなさは感じませんでした。

私が特に良いと感じたのは、「介護食らしさ」をあまり感じなかったことです。

普通のやわらかいハンバーグとして、おいしく食べられる完成度でした。

管理栄養士
管理栄養士
実際に食べてみると、「介護食=おいしくない」というイメージは大きく変わりました。

毎日手作りするのが難しい日でも、安心して取り入れられる味だと感じます。

私が実際に食べて一番印象に残ったのは、甘さはあるものの後味がすっきりしていたことです。

介護食は甘めの商品が多い印象がありますが、バランス献立はだしの風味もしっかり感じられ、最後まで飽きずに食べられました。

口コミ・評判

インターネット上の口コミを調べると、良い口コミが多く見られました。

良い口コミ

  • やわらかくて食べやすい
  • 味がおいしい
  • 種類が多く飽きにくい
  • 手作りだけでは難しい献立の時に助かる
  • 一人暮らしの親にも送りやすい

一方で、

気になった口コミ

  • 味が少し薄く感じた
  • 量が少なめ
  • 毎日利用すると費用が気になる

という声もありました。

味の感じ方には個人差がありますが、高齢になると味覚が変化することもあるため、「味が薄い」と感じる方もいるようです。

バランス献立のメリット・デメリット

メリット

  • 噛む力に合わせて4つの区分から選べる
  • メニューが豊富で飽きにくい
  • レトルト臭が少なく食べやすい
  • 電子レンジや湯せんですぐ食べられる
  • 開封しやすい
  • 常温保存できる
  • レンジ対応
  • 備蓄にも使える

デメリット

  • 1品だけでは栄養が不足しやすい
  • 普通食より価格は高め
  • 味の好みには個人差がある
管理栄養士
管理栄養士
レトルト介護食は便利ですが、1品だけではたんぱく質や野菜が不足することもあります。

ご飯だけで済ませるのではなく、卵料理や豆腐、お魚などを組み合わせると、より栄養バランスが整いやすくなります。

管理栄養士の総合評価

★★★★☆(4.5/5)

私が実際に食べて感じた一番の魅力は、「介護食らしさ」を感じさせない自然な味わいでした。

特にレトルト特有のにおいが少なく、やさしい味付けなので、普段の食事にも取り入れやすいと思います。

また、開封しやすいパッケージや豊富なメニューなど、高齢者だけでなく介護をするご家族への配慮も感じられました。

一方で、1品だけでは食事量やたんぱく質が不足しやすいため、主食や副菜を組み合わせて利用することをおすすめします。

項目 評価
★★★★☆
食べやすさ ★★★★★
価格 ★★★★☆
種類 ★★★★★
総合 ★★★★☆

こんな方におすすめ

バランス献立は、次のような方におすすめです。

  • 手作り介護食が負担になっている方
  • やわらかい食事が必要な高齢者
  • 一人暮らしの親に送りたい方
  • 災害時や体調不良に備えて備蓄したい方
  • 食事のバリエーションを増やしたい方

まとめ

アサヒ「バランス献立」は、味・食べやすさ・使いやすさのバランスが取れたレトルト介護食シリーズでした。

実際に食べてみても、「介護食だから仕方ない」と感じるような物足りなさはなく、毎日の食事にも取り入れやすい印象です。

管理栄養士
管理栄養士

介護食は、毎食すべてを手作りしなければならないものではありません。

市販品も上手に取り入れながら、ご本人にとっても、ご家族にとっても「続けられる食事」を見つけていただけたら嬉しく思います。

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