最近コロナウイルスの感染拡大を背景に、自宅で長期保存もできるレトルト介護食の需要も高まっています!
本記事のテーマ
レトルト介護食の「アサヒ バランス献立シリーズ」の口コミ・評判と実際に食べてみた私の感想をお伝えします。
レトルト介護食とは
調理済みの食品を袋に入れて密封し、蒸気で加熱・殺菌した即席食品のことをレトルト食品と呼びます。
「レトルト介護食」とはその名の通り、高齢者向けのやわらかい食品が入っているレトルト食品のことを指します。
レトルト介護食の多くは、日本介護食品協議会が制定した規格をクリアしたユニバーサルデザインフードです。
ユニバーサルデザインフードにはの「かむ力、飲み込む力」に合わせて区分が分かれているので、区分表示を目安に選ぶことができます。
食品ごとに内容は異なりますから、初めて食べる食品の場合は食べる人の状態にあっているかをしっかり確認しながら食べましょう。
▼こちらの記事で「レトルト介護食品の区分 表示の意味と選び方」をご紹介▼
安全に食べるための基本です!
アサヒバランス献立シリーズの特徴
もともとは和光堂の介護食として展開していましたが、新シリーズとしてリニューアルされたのが、“アサヒのおいしい介護食”「バランス献立」シリーズです。
素材の旨味やだしにこだわり、満足感のあるしっかりとした味付けがされています。
介護食作りの悩みの1つである「栄養バランス」を「バランス献立」を利用することで、食べる食材数が増え、バランスの良い献立作りをサポートすることをコンセプトにしています。
使用している食材が分かりやすいよう、パッケージ左側にイラストを配置。(食材の栄養機能別に赤・黄・緑の色分けをして表記しています。)
同じシリーズの中で色分けを参考に、栄養バランスを考えられるのはとてもうれしいですね。
▼こちらの記事で「高齢者の食事の必要量を写真で解説!」をご紹介▼
低栄養予防の参考にしてみて下さい。
まっすぐ開封しやすいパウチで、力が弱いかたでも開封しやすい工夫がされています。
食べる人のかむ力・飲み込む力に合わせて、やわらかさはユニバーサルデザインフードの4段階の区分に分かれいます。
シリーズの品数は、37種類。
主なラインナップ数は以下の通り。
・容易に噛める 8種類
・歯ぐきでつぶせる 8種類
・舌でつぶせる 12種類
・噛まなくてよい 10種類
アサヒ バランス献立シリーズの口コミ
区分1 容易に噛める
ヘルパーさんに湯煎、あるいは、電子レンジで温めて頂き食べてもらっています。
介護は保険を使っても、結構お金がかかるので、1食あたり安くて、本人も納得して食べれるものを探すのが大変です。色々と試しましたが、どれも帯に短し襷に流しで、これとキューピーのものを交互に購入しています。
栄養も考えて調理されているので、重宝しています。
いつも柔らかく煮込んだそっけないものを食べていましたが、本品は柔らかいが適度な歯ごたえもあること、また、味も色々なバラエティーが楽しめること、気に入ってもらえ、大変喜んでいました。
また、買ってあげたいです。
区分2 歯茎でつぶせる
区分3 舌でつぶせる
とても美味しく色んな味が楽しめて、噛む事を忘れるくらい柔らかいので、食事が楽しみになったと喜んでいます。
家族も笑顔で食卓を囲めるようになりました。
本当にこのセットを買って良かったです。
区分4 かまなくてよい
病院の栄養指導では、普通の食事をミキサーにかければ良いとのことでしたが、このようなレトルト食品をプラスすると、作る側の負担軽減にもなりますし、滑らかに作られていて食べやすいようです。手に着いたので、なめてみましたがしっかりと味がついていました。
お肉シリーズ、種類は増えてほしいです。
お値段がもう少し安くなるともっといいですね。
美味しいらしく喜んでます。
アサヒ バランス献立シリーズを実食!
わたしは、アサヒの介護食である、バランス献立シリーズは「ハンバーグ」と「肉じゃが」を食べたことがあります。
アサヒの介護食はキューピーの物と比較すると比較的、甘味が抑えられていてさっぱりとした味の印象を受けました。
味付けや、ボリューム感などさらに詳しいレビューは食べ比べレポートを参考にしてみてください。
▼ こちらの記事で「キューピーとアサヒ介護食『区分1』の食べ比べレポート」をご紹介しています。▼
栄養士目線で味や食べやすさを解説しています。
▼ こちらの記事で「キューピーとアサヒ介護食『区分2』の食べ比べレポート」をご紹介しています。▼
栄養士目線で味や食べやすさを解説しています。
まとめ
今回は、レトルト介護食の「アサヒ バランス献立シリーズ」の口コミ・評判と実際に食べてみた私の管理栄養士目線での感想をお伝えしました。
口コミはほとんどが高評価のものばかりでした。
私自身も実際に食べましたが、レトルトでかつ、介護食とは思えないくらい食べやすく作られています。
口コミをしている方の多くが、忙しい時やメニューがマンネリになりがちな時に利用しているようですね。
高齢者自身でも開封しやすいデザインなので、離れて暮らす親のために送ってあげても喜ばれると思います。
地震や水害などの自然災害はもちろんですが、コロナウイルスなど感染症によって外出がままならない状況も今後も起こりうる問題です。
そいったときに、高齢者はどうしても弱者になりやすい立場です。
何かあったときのための安心のためにも、自宅で常温で保存が出来るレトルト介護食を備蓄しておくのもオススメです。
もちろん、普段の食事としても美味しく食べられる味付けです。
介護食づくりに悩んでいる方はぜひ、一度試してみることをおすすめします。
▼ こちらの記事で「レトルト介護食の各社の違いを比較記事」をご紹介しています。▼
栄養士目線で味や食べやすさを解説しています。
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