本記事のテーマ
レトルト介護食 キューピー「やさしい献立」VS アサヒ「バランス献立」
区分1 ハンバーグを食べ比べてレポートします。
はじめに
レトルト介護食を販売しているメーカーのキューピーとアサヒ(旧 和光堂)。
2社からは「煮込みハンバーグ」、「デミグラスハンバーグ」という名で似たような商品が販売されています。
ハンバーグは定番の家庭料理ですが、「レトルト介護食」となるとやはり味は落ちてしまうのでしょうか。
またレトルト品特有の風味ってやっぱりあるんでしょうか。
キューピー 「やさしい献立」煮込みハンバーグ
実食レビュー
食べ方
沸騰させて加熱を止めたお湯に入れて2分
もしくは 中身を皿に出してラップをして電子レンジ500W20秒
栄養成分表示1袋(100g当たり)
エネルギー | たんぱく質 | 食塩相当量 |
80kcal | 3.7g | 1.3g |
実食レビュー
温めて袋から出すと、ハンバーグの良い香りがします!
と思っていたので始めからイメージを覆されました!!
袋から出したときの一番の印象はハンバーグが小さい。。。
表示によると、100gの内容量に対して、ハンバーグ固形の量は18g。
これで主菜1品としてご飯と食べるには少し少ない印象です。
人参やじゃがいもはコロコロとした形状で残っているので、ハンバーグ以外の味や食感を楽しむことが出来ます。
肉は鶏肉を使っているので、一般的なハンバーグよりぎゅっと凝縮した感じ。
『容易にかめる』の表示の通り口の中で簡単につぶすことが出来ます。
かたさはないけれど、弾力はあるので食べ応えはありました。
ソースの味付けにも深みがあり、薄味には感じません。
レトルト品特有の風味は感じず、美味しく食べることが出来ました。
1品で80kcal、ごはんと最低あともう1品はないと物足りない印象です。
アサヒ「バランス献立」デミグラスハンバーグ 実食レビュー
食べ方
沸騰させて加熱を止めたお湯に入れて3分
もしくは 中身を皿に出してラップをして電子レンジ500W40秒
栄養成分表示1袋(100g当たり)
エネルギー | たんぱく質 | 食塩相当量 |
102kcal | 4.4g | 0.8g |
実食レビュー
温めて袋から出すと、デミグラスソースの良い香りがします!
こちらのハンバーグはキューピーより大きめです。
表示によると、100gの内容量に対して、ハンバーグ固形の量は25g。
主菜としては適量サイズかと思います。
じゃがいもは少量ですがコロコロとした形状で残っていて、ハンバーグ以外の味や食感を楽しむことが出来ます。
肉は豚肉と鶏肉を使っています。
キューピーのもの同様に、一般的なハンバーグよりぎゅっと凝縮した感じ。
『容易にかめる』の表示の通り口の中で簡単につぶすことが出来ます。
かたさはないけれど、弾力はあるので食べ応えはありました。
デミグラスソースの味付けが少し水っぽく感じましたがこちらも薄味には感じません。
こちらは若干レトルト品特有のにおいが感じられましたが、デミグラスソースの風味で上手くまとめられている印象です。
2つ商品の違い
2つの商品の違いをまとめてみました。
キューピー | アサヒ | |
調理時間 | お湯で2分(500W20秒) | お湯で3分(500W40秒) |
固形内容量 | 18g | 25g |
カロリー | 80kcal | 102kcal |
食塩相当量 | 1.3g | 0.8g |
たんぱく質 | 3.7g | 4.4g |
味はどちらもしっかりした味付けでごはんもすすみます。
THEレトルト!っというような独特の風味もなく美味しく食べることが出来ました。
肉の柔らかさは、ほとんど変わりませんがどちらかというとキューピーの煮込みハンバーグの方が柔らかい印象を受けました。
総評としては個人的には、キューピーの煮込みハンバーグのソースの味がしっかりと深み・旨みがある味で食べやすかったです。
おすすめアレンジ
アサヒのデミグラスハンバーグ、さっぱりめの味付けのせいか一口目を食べるとレトルト特有の香りを少しだけ感じてしまいました。
この独特の風味、食欲を減退させますよね。。
私はこの風味のせいでレトルトカレーも苦手です。
なんとかこの独特のレトルト臭さを消せないか・・・。
とろけるチーズを上にのせてみました。
パクリ。
チーズの旨みもプラスされて美味しくなりました。
塩分が少しプラスされてしまいますがカルシウム補給にも良いと思います。
このアレンジかなりお勧めです!!
※時間がたつとチーズが固くなり食べにくくなるので注意してください。
あまり量が多いとねばりがでて飲み込みにくくなるので風味づけ程度が良いです。
▼こちらの記事で「レトルト臭の原因はコレ!嫌なにおい解決法」をご紹介しています。▼
嫌なレトルト臭がなくなるとより美味しく食べられる♪
まとめ
今回はレトルト介護食を販売しているメーカーのキューピーの「煮込みハンバーグ」、アサヒ(旧 和光堂)の「デミグラスハンバーグ」を食べ比べしました。
似ているような商品でも比較することで特徴が見えてくるんですね。
個人的には単品で食べるなら、キューピーの煮込みハンバーグ、チーズアレンジして食べるならアサヒのデミグラスハンバーグです!
どちらに関してもソースの量は多めです。
ごはんと合うので、食欲がない時にごはんと一緒に食べられるというのであれば良いですが出来れば塩分をとりすぎないためにも、ソースは全部食べ切らずに少し残しましょう。
どちらも比較的小さめで、これ1品とごはんにするには少ない印象です。
1食のお食事としてボリューム・栄養的に成立させるには、これらのどちらか1品にごはんとあともう1品(100~200kcal)は欲しいところです。
▼今回試食した”レトルト介護食”はネット通販で購入しました▼
▼ こちらの記事で「通販で買える高齢者向け高栄養食品」をご紹介▼
通販の方が断然安く買えますよ!
▼こちらの記事で「”やさしい献立”VS”バランス献立”肉じゃがを食比べ」をご紹介▼
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▼こちらの記事で「キューピーとアサヒの介護食 2つのシリーズの違い」をご紹介▼
購入する際に参考にしてみてください♪