はじめに

「レトルト介護食って、本当においしいの?」

「種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない。」

そんな方におすすめなのが、キユーピーの**「やさしい献立」シリーズ**です。

1998年に日本で初めて市販用介護食を発売したキユーピーが販売しているシリーズで、長年多くの家庭や介護現場で利用されています。

私も管理栄養士として介護施設やデイサービスで働く中で、実際に利用者さんが召し上がっている様子を見たり、自分でも何種類も試食してきました。

今回は、

  • キユーピー「やさしい献立」の特徴
  • 実際の口コミ・評判
  • 管理栄養士として実食した感想

を詳しくご紹介します。

この記事では、キユーピー「やさしい献立」がどんな介護食なのか、口コミと実食レビューを交えながら分かりやすくご紹介します。

レトルト介護食とは?

レトルト介護食とは、調理済みのおかずや主食を袋に密封し、高温・高圧で殺菌した介護食です。

温めるだけで食べられるため、

  • 毎日の介護食づくり
  • 一人暮らしの高齢者
  • 忙しい介護中のご家族

など、多くの場面で利用されています。

また、多くの商品は**ユニバーサルデザインフード(UDF)**に対応しており、噛む力・飲み込む力に合わせて選べるのも特徴です。

初めて利用する場合は、必ずご本人の食べられる食事形態に合っているか確認してから選びましょう。

介護食は「やわらかければいい」というものではありません。その方の噛む力・飲み込む力に合った商品を選ぶことが大切です。

キユーピー「やさしい献立」の特徴

キユーピー「やさしい献立」は、1998年に日本で初めて市販用介護食を発売したキユーピーが販売するレトルト介護食シリーズです。

現在は主食・おかず・デザート・とろみ調整食品まで幅広くラインナップされており、毎日の食事に取り入れやすいシリーズとなっています。

メーカーでは、次の3つを大きな特徴として挙げています。

食べやすさ

独自の「やわらか製法」により、肉や魚はやわらかく、野菜も食べやすい大きさや食感に調整されています。

噛む力や飲み込む力に合わせて4段階から選べるため、ご本人に合った介護食を見つけやすいのも魅力です。

おいしさ

素材ごとに調理方法を工夫し、だしや素材本来のおいしさを生かした味付けになっています。

介護食というと「味が薄そう」「おいしくなさそう」というイメージを持つ方もいますが、実際には家庭料理に近い味わいの商品が多く、食べやすく仕上げられています。

選びやすさ

主食・おかず・デザートまでそろっているため、食べられる状態に合わせて組み合わせやすいのも特徴です。

常温保存できるため、普段の食事だけでなく、災害時の備蓄(ローリングストック)として利用しているご家庭も増えています。

私も実際に食べていますが、「介護食だから」という特別感は少なく、家庭料理に近い味付けの商品が多い印象です。

キユーピー「やさしい献立」のラインナップ

キユーピー「やさしい献立」は、噛む力・飲み込む力に合わせて4段階に分かれています。

  • 容易にかめる
  • 歯ぐきでつぶせる
  • 舌でつぶせる
  • かまなくてよい

さらに、とろみ調整食品も販売されており、食事だけでなく飲み込みをサポートする商品もそろっています。

シリーズ全体では52種類の商品があり、主食・おかず・デザートを組み合わせることで、食べる方の状態に合わせた献立を作りやすくなっています。

キユーピー「やさしい献立」の口コミ・評判

実際の口コミを見てみると、「おいしい」「食べてくれた」という評価が非常に多く見られました。

一方で、「量が少ない」「もっと種類がほしい」といった意見もありました。

ここでは、口コミの内容をまとめてご紹介します。

良い口コミ

口コミで特に多かったのは、次のような内容でした。

  • 味がおいしく、介護食とは思えない
  • 手作りでは難しいメニューが手軽に食べられる
  • 種類が豊富で飽きにくい
  • 家族の介護負担が軽くなった
  • 食欲が戻った

特に印象的だったのは、

「介護食を嫌がっていた母が喜んで食べてくれた」

「毎日同じメニューだったので変化ができた」

という声です。

毎日の介護食づくりは、どうしてもメニューが似てしまいがちです。

レトルト介護食を上手に取り入れることで、食べる方も作る方も負担を減らせることが分かります。

私もデイサービスで働いていますが、「今日はいつもと違うね」と食事に変化があるだけで食欲が出る利用者さんをたくさん見てきました。
食事は栄養だけでなく、楽しみでもあることを改めて感じます。

気になった口コミ

高評価が多い一方で、気になった口コミもありました。

特に多かったのは、

  • もう少し量がほしい
  • 好みによって味の好き嫌いはある
  • 商品によって種類が少ない

という内容です。

やさしい献立は、1袋で1食分というよりも「おかず1品」として考えるとちょうどよい量です。

そのため、

  • ご飯
  • 汁物
  • 副菜

などを組み合わせて献立を考えるのがおすすめです。

管理栄養士が実際に食べた感想

私自身も、やさしい献立シリーズを何種類か実際に食べています。

食べて最初に感じたのは、

「思っていた以上に家庭料理に近い味」

ということでした。

だしの風味がしっかり感じられ、レトルト特有のにおいもほとんど気になりません。

また、具材の形もほどよく残っているため、

「今、肉じゃがを食べている」

「ハンバーグを食べている」

という満足感があります。

介護食は「やわらかさ」だけでなく、「何を食べているか分かること」も食欲につながります。
その点でも、やさしい献立はよく工夫されていると感じました。

味付けは少し甘めですが、家庭料理に近い自然な味わいです。

レトルト介護食が初めてという方でも、食べやすいシリーズだと思います。

キユーピー「やさしい献立」はこんな方におすすめ

口コミや実食レビューを踏まえると、やさしい献立は次のような方におすすめです。

  • 初めてレトルト介護食を利用する方
  • 手作りに近い味を好む方
  • 介護食づくりの負担を減らしたい方
  • 食事の種類を増やしたい方
  • 災害時の備蓄(ローリングストック)を考えている方

一方で、

「しっかり食べたい」

という方には、これだけでは量が足りない場合もあります。

その場合は、ご飯や汁物、副菜などを組み合わせて利用すると、栄養バランスも整えやすくなります。

管理栄養士からひとこと

介護食は、毎日すべてを手作りしなければならないものではありません。

市販の介護食には、長年研究されてきた「食べやすさ」の工夫がたくさん詰まっています。

必要な時だけ利用するのも十分な選択肢です。

介護は毎日続くものだからこそ、頑張りすぎないことも大切です。

市販の介護食も上手に取り入れながら、ご本人もご家族も無理なく食事の時間を楽しめる方法を見つけてくださいね。

まとめ

今回は、キユーピー「やさしい献立」の口コミ・評判や、実際に食べた感想をご紹介しました。

私自身も実食していますが、レトルト介護食とは思えないほど自然な味わいで、初めて介護食を利用する方にもおすすめできるシリーズです。

口コミでも、

  • おいしい
  • 食べてくれた
  • 介護の負担が減った

という声が多く、長年選ばれている理由がよく分かりました。

介護食づくりに悩んでいる方は、毎日の食事に無理なく取り入れてみてはいかがでしょうか。

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