手の震え…原因は?
実は、手の震えに悩んでいる方は、日本国内だけでも数百万人いるといわれています。
手や頭に震えが現れる病気の多くは、「本態性震戦」と呼ばれるものです。
「本態性震戦」とは
「本態性」という言葉は「原因がはっきりとしない」という意味の医学用語です。
「振戦」とは、「自分の意志とは関係なく起きてしまう規則正しいふるえ」のことです。
症状は、ふるえのみ。
ふるえ以外の症状はみられないのが特徴です。
成人期の初期に発症しやすい病気ですが、どの年齢層でも起こる可能性があり国内では165万~460万人の方がこの「本態性震戦」に悩まされていると言われています。
40歳以上では4%、65歳以上では5~14%が本態性振戦の患者であるといわれています。
年齢とともに少しずつ悪くなっていきますが、体中がふるえて歩けなくなったり立ち上がれなくなったりというような状態にまでは悪化しません。
じっとしている時よりも、文字を書く、食事をするなどの動作時やに現れやすい震えです。
原因は未だに分かっていませんが、精神的に緊張すると症状が悪化しやすく、興奮したときに働く交感神経が関係しているともいわれています。
また、家族に同じように本態性振戦の人がいる場合は家族性振戦ということもあります。
その他 手の震えの原因
「本態性震戦」以外にも震えの原因としては以下のような病気も考えられます。
パーキンソン病
脳内で正常に情報伝達が行えなくなることで起きる「パーキンソン病」。
現在、国内では14万人ほどの患者さんがいると言われています。
脳梗塞
脳の血管が狭くなったり、詰まってしまうことで血流が悪くなり起こる「脳梗塞」。
発作後の後遺症によって手の震えに悩まされるケースが多々あります。
手の震えで食事に困る
「本態性震戦」を患っている方の3人に2人の割合で「手の震えで自分で食事を食べることができない」「手の震えで文字が上手く書けない」という方がいるといわれています。
手の震えは日常生活に支障をきたす非常に悩ましい症状です。
特に高齢者にとっては「食事」の時間はとても楽しみな時間です。
その楽しい食事の時間に支障をきたしてしまうのは困りものです。
また、「食べられない」だけでなく、人目を気にして家族と一緒に食事が食べられなかったり、外食が出来なかったりして引きこもりがちになるパターンもあります。
なんて考えたらワシでも気にしてしまうなぁ。
食事中の手の震えには『Liftware』!
「Liftware(リフトウェア)」は手の震えに悩む方におすすめの機能性スプーンです。
グリップ部に内蔵されたセンサーが手の震えを感知すると揺れを抑制する機能が働くので、手の震えがある方でも手元が安定しやすくなります。
「Liftware(リフトウェア)」を使うことで、カトラリー(スプーンやフォーク類)の震えが70%も減らせたというデータもあります!
「Liftware(リフトウェア)」の使い方
1、専用スプーンをハンドルに取付けると自動的に電源が入ります。
2、ハンドルを手に持ち、手は震えに任せます。
※スプーン本体がゆらゆらした動きをすることで震える手の動きを打ち消します。
3、使用後は専用スプーンをハンドルからはずせば自動的に電源が切れます。
4、Liftware(リフトウェア)は充電式です。
フル充電には、最大で3時間かかります。
使用時間にもよりますが、3回~6回の食事をとることができます。
※専用スプーンは水洗いOKですが、振動安定ハンドルは水洗い不可です。
「Liftware(リフトウェア)」の口コミ・評判
たしかにひどい震えは軽減されるらしく、とてもありがたがって、毎日使ってくれているようです。
使っているひとの使用感がまだ完ぺきではないのでマイナス1とさせてください。
手の震えでうまく食事ができなくて悩んでいるひとに、こんな商品を開発してくださったこと、
それを取り扱ってくださっているAmazonさんに敬意を表します。
ただ、充電時にスプーンを付けていると充電されないのに、見た目…ランプが点滅している…が充電しているようになってるので、勘違いしてしまう。(説明書にはきちんと書いてありますが)
「Liftware(リフトウェア)」の使い方のコツ
「Liftware(リフトウェア)」は使い方のコツを知っておくとさらに使いやすくなります。
初めてリフトウェアを使うときは、何度か深呼吸して、リラックスしてから使い始めることがポイントです。
緊張していると手の震えが大きくなりますので、誰も見ていないところで試すのも良いと思います。
「Liftware(リフトウェア)」が、自動的にスプーンを安定させるので、ハンドルを握る手の震えを無理に止めようとせずに自然な感じでいつものように食べるようにして下さい。
ハンドルの細い部分(専用スープスプーン(大)と直接つながっている部分)に指がかからないようにしてください。
この細い部分は、手の震えがスプーンに伝わらないように、動作します。
この部分に触れていると、安定させようとする動きが妨げられてしまいます。
専用スープスプーン(大)が振動するので、最初は違和感を感じるかもしれません。
ハンドルが小刻みに動いているのが通常の状態です。
この小刻みな動きによって、 手の微妙な動きがスプーンに伝わらないようになっています。
「Liftware(リフトウェア)」を使いこなせるまでには、数日間かかる場合があります。
最初はハンドルをいろいろな握り方で持ってみて、一番食べやすい握り方を見つけてください。
ハンドルが食器の縁に当たる場合は、なるべく大きくて浅い食器を使用してみてください。
楽しい食事がなによりの栄養
食べ物が思うように食べられない、震えを周りに見られたくない…
など心理的な負担がある中では、美味しい食事もなかなか楽しんで食べることができません。
「Liftware(リフトウェア)」を使うことで、自分で食事ができるようになり、自信を取り戻すことによって、人目を気にすることなく楽しく食事ができ、高齢者自身の、QOL(Quality of Life:生活の質)の向上が図れると家族も嬉しいですね。