※本記事は2019年に実食した商品のレビューです。価格や販売メニューは変更されている場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

介護食というと、「見た目がペースト状」「味が物足りない」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、今回ご紹介する**「あいーと」**は、そのイメージを覆してくれる冷凍介護食です。

見た目は普段のおかずそのまま。
それでいて、歯がなくても舌でつぶせるほどやわらかいという驚きの食感を実現しています。

私は管理栄養士として病院勤務時代から「あいーと」の存在は知っていましたが、今回改めて4品を実際に食べてみました。

この記事では、

✓ あいーとの特徴
✓ 実際に食べた感想
✓ 価格・賞味期限
✓ 購入方法

まで、管理栄養士の視点で詳しくレビューします。

あいーととは?

 

「あいーと」は、イーエヌ大塚製薬株式会社が販売している冷凍タイプのやわらか食です。

最大の特徴は、見た目をほとんど変えずに、舌でつぶせるほどやわらかく調理されていること。

一般的なミキサー食やムース食とは違い、

「何を食べているのか分かる」
「家族と同じような食事を楽しめる」

という点が、多くの方に選ばれている理由です。

https://www.ieat.jp/lp/osusume2017/?_ga=2.198901295.1437467755.1555984248-1552107484.1555745452

介護食とは思えないほど彩りがよく、食卓に並べても違和感がありません。

「介護食だから仕方ない」と我慢するのではなく、“食べる楽しみ”を大切にしたい方にぴったりの商品です。

管理栄養士
管理栄養士
初めて見たとき、「本当にこれが介護食なの?」と驚きました。見た目が普通のおかずなので、食欲も自然とわいてきます。

あいーとの特徴

酵素均浸法で、見た目そのままやわらかい

「あいーと」は**酵素均浸法(こうそきんしんほう)**という独自技術で作られています。

食材ごとに最適な酵素を浸透させることで、

  • 食材の形を崩さない
  • やわらかく仕上げる
  • 食材本来の風味を残す

ことが可能になっています。

そのため、

  • 魚は魚らしく
  • 肉は肉らしく
  • 野菜は野菜らしく

それぞれの食感や風味を楽しめます。

「あいーと」は、舌と上あごで簡単につぶせるほどやわらかく調理されています。

箸で持てる形を保ちながらも、口の中ではふんわりと崩れるため、

  • 噛む力が弱くなった方
  • 義歯が合わない方
  • 硬いものが食べにくい方

でも食べやすいのが特徴です。

介護者
介護者
食事を作っても「硬い」と残されることが増えてきて…。見た目が普通のまま食べられるのは本当にうれしいですね。

あいーとはどんな人におすすめ?

✔ 硬いものが食べにくくなった

✔ ミキサー食やペースト食では食欲がわかない

✔ 食事量が減り、低栄養が心配

✔ 家族と同じような食事を楽しみたい

✔ やわらかい食事を毎日作るのが大変

✔ がん治療中や術後などで食事がしづらい

管理栄養士が伝えたいポイント

介護食というと、「やわらかければ十分」と思われがちですが、それだけではありません。

高齢になると、

  • 食欲の低下
  • 噛む力の低下
  • 飲み込む力の低下

が重なり、食事量そのものが減ってしまいます。

すると、たんぱく質やエネルギーが不足し、低栄養につながることも少なくありません。

だからこそ、「食べたい」と思える見た目や味付けはとても大切です。

管理栄養士
管理栄養士
私が病院で勤務していた頃も、「見た目がおいしそうだから食べてみたい」と患者さんがおっしゃる場面を何度も見てきました。食欲は、見た目から始まることも多いんです。

また、「あいーと」は高齢者だけでなく、

  • がん治療中
  • 手術後
  • 口腔内のトラブル
  • 嚥下機能が低下した方

など、さまざまな理由で硬いものが食べにくい方にも利用されています。

見た目が普通の食事だからこそ、「介護食を食べている」という心理的な負担が少ないのも、大きな魅力だと感じました。

管理栄養士が実食した4品

  • ぶりの照り焼き
  • 彩り野菜のコンソメ煮
  • 五目ちらし
  • 牛肉の赤ワイン煮

「あいーと」は本当においしいのか、食べやすいのか。

今回は実際に4品を食べて、味・食感・見た目・食べやすさを管理栄養士の視点でレビューします。

① ぶりの照り焼き

実際に食べてみた感想

封を開けた瞬間、照り焼きの香ばしい香りが広がります。

介護食とは思えない見た目で、普通の家庭料理のような印象です。

箸で持てるほど形はしっかりしていますが、箸を入れると驚くほどやわらかく切れます。

口に入れると、舌だけでもほろっと崩れるやわらかさ。

それでいて、魚の身を食べている食感はしっかり残っています。

以前食べたソフト食やムース食では、魚特有の臭みが気になることもありましたが、「あいーと」は臭みをほとんど感じませんでした。

照り焼きの甘辛い味付けも程よく、ご飯がすすむ味です。

管理栄養士
管理栄養士
魚料理は臭みが気になる介護食も多いですが、「あいーと」は驚くほど自然な味わいでした。魚が苦手な方でも食べやすいと感じます。

加熱時間

  • 蒸し器:約20分
  • 電子レンジ(200W):約5分

② 彩り野菜のコンソメ煮

実際に食べてみた感想

一見すると普通の温野菜。

ブロッコリーやにんじん、グリーンピースなど、それぞれの形や色がしっかり残っています。

特に印象的だったのは、野菜本来の風味がしっかり感じられたことです。

グリーンピースも箸でつかめる形を保っていますが、口に入れると簡単につぶせます。

皮も口に残らず、とても食べやすい仕上がりでした。

ブロッコリーも、繊維が残る感じはなく、それでいてブロッコリーらしい味わいがあります。

一般的なムース食では、野菜がすべて同じような形・色になってしまうことがあります。

しかし「あいーと」は、それぞれの野菜の特徴がきちんと残っているため、「何を食べているか」が分かります。

これは食事の満足感にもつながる大きなポイントだと感じました。

管理栄養士
管理栄養士
野菜は色や形も「おいしさ」の一つです。見た目が違うだけで、食事の楽しみは大きく変わります。

加熱時間

  • 蒸し器:約20分
  • 電子レンジ(200W):約6分30秒

③ 五目ちらし

実際に食べてみた感想

レンジから取り出して封を開けると、お酢の香りがふわっと広がります。

ちらし寿司らしい彩りも美しく、「介護食」という印象はほとんどありません。

れんこんやにんじんなどの具材もしっかり形が残っています。

れんこんは箸で持てるほどですが、口に入れると驚くほどやわらかく、舌で簡単につぶせます。

酢飯もツンとした刺激はなく、やさしい酸味。

香りがよく、食欲が落ちているときでも食べやすい味付けだと感じました。

ご飯は粒感を残しながらも、舌でつぶせるやわらかさです。

ベタつきが少なく、とても食べやすく仕上がっています。

介護者
介護者
ちらし寿司まで食べられるとは思わなかった!お祝いの日にも使えそう!

管理栄養士
管理栄養士
食欲が落ちやすい方には、香りや彩りも大切です。ちらし寿司は特別感もあり、行事食としてもおすすめですよ。

加熱時間

  • 蒸し器:約20分
  • 電子レンジ(200W):約5分

④ 牛肉の赤ワイン煮

実際に食べてみた感想

正直、一番驚いたのがこのメニューでした。

牛肉は介護食では硬くなりやすく、繊維も残りやすい食材です。

しかし「あいーと」は、見た目はしっかり牛肉なのに、箸を入れるとスッと切れます。

口に入れると、牛肉らしい肉感は残っていますが、舌だけでもつぶせるほどやわらかい食感です。

「ちゃんと牛肉を食べている」という満足感がありながら、噛む力が弱い方でも食べやすいよう工夫されていると感じました。

ソースはコクがあり、本格的な洋食店のような味わい。

添えられているりんごもやわらかく、甘みがアクセントになっています。

介護食というより、「少し贅沢な洋食」を食べているような印象でした。

介護者
介護者
こんなお肉料理も食べられるなんて。特別な日のごちそうにもぴったり。

管理栄養士
管理栄養士
肉料理はたんぱく質をしっかり摂れる大切なメニューです。食べやすく、おいしく食べられることは低栄養予防にもつながります。

加熱時間

  • 蒸し器:約20分
  • 電子レンジ(200W):約4分30秒

4品食べて、一番印象に残ったのは?

一番驚いたのは「牛肉の赤ワイン煮」でした。

介護食で牛肉はどうしても繊維が残りやすい印象がありますが、「あいーと」は牛肉らしい見た目を保ちながら、舌でつぶせるほどやわらかく仕上がっています。

一方で、普段使いしやすいと感じたのは「ぶりの照り焼き」です。魚の臭みも少なく、ご飯にもよく合う味付けで、毎日の食事に取り入れやすいと感じました。

行事食としておすすめなのは「五目ちらし」。彩りもよく、「今日は少し特別な食事にしたい」という日にぴったりです。

副菜として使いやすいのは「彩り野菜のコンソメ煮」。野菜の形や色が残っているので、食卓が華やかになります。

あいーとの賞味期限

「あいーと」は冷凍食品のため、長期間保存できるのも大きな魅力です。

公式サイトによると、賞味期限はお届け時点で約2~11か月となっています。
(※食パンのみ約20日)

必要なときに電子レンジや蒸し器で温めるだけなので、毎日利用するのはもちろん、「今日は食事を作るのが大変…」という日のために冷凍庫へストックしておくのもおすすめです。

管理栄養士
管理栄養士

災害時や体調不良に備えたローリングストックとして活用するのもおすすめです。

普段から食べ慣れている介護食が冷凍庫にあると、いざという時にも安心して食事を用意できます。

あいーとの価格

あいーとは単品・セットのどちらでも購入できます。

単品は約400~700円台の商品が中心で、メニューによって価格が異なります。

初めて利用する方には、お得なセット商品や定期便も用意されています。

最新の価格は公式オンラインショップでご確認ください。

あいーとのメリット・デメリット

実際に4品を食べて感じたメリット・デメリットをまとめました。

メリット

  • 見た目が普通の食事なので食欲がわきやすい
  • 舌でつぶせるほどやわらかい
  • 食材ごとの風味や食感がしっかり残っている
  • 魚の臭みが少なく、おいしい
  • 電子レンジで簡単に調理できる
  • メニューが豊富で飽きにくい
  • 冷凍保存できるためストックしやすい

デメリット

  • 一般的な冷凍食品より価格は高め
  • スーパーでは取り扱い店舗が限られる
  • 冷凍庫のスペースが必要

あいーとはどこで買える?

「あいーと」は、全国の一部店舗や通販で購入できます。

取り扱いがある店舗には、

  • イオン
  • イトーヨーカドー
  • 一部の介護用品店・薬局

などがありますが、店舗によって取り扱い状況は異なります。

そのため、確実に購入したい場合は通販がおすすめです。

購入方法

「あいーと」は、公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazonなどの通販サイトで購入できます。

初めて利用する方は、まずは少量から試せるセット商品がおすすめです。実際に食べてみて、味や食べやすさを確認してから継続を検討するとよいでしょう。

また、定期購入を利用すると、その都度注文する手間が省けるため、継続して利用したい方にも便利です。

店舗によってはイオンやイトーヨーカドーなどで取り扱いがある場合もありますが、販売状況は店舗によって異なります。そのため、確実に購入したい場合は公式オンラインショップや通販サイトを利用するのがおすすめです。

管理栄養士からひとこと

「毎日の食事すべてを介護食にしなければ」と考える必要はありません。

例えば、お肉や魚など噛みにくい主菜だけ「あいーと」を取り入れ、主食や副菜はご家庭で用意するなど、無理のない方法で続けることもできます。

介護する方・食べる方の負担を減らしながら、おいしく食事を楽しめる方法を見つけていきましょう。

管理栄養士が感じた「あいーと」の評価

実際に4品を食べて感じたのは、「あいーと」はやわらかいだけの介護食ではないということです。

どの料理も見た目が美しく、食材それぞれの風味や食感がしっかり残されていました。特に印象的だったのは、食べる人が「何を食べているのか」がひと目で分かることです。

介護食は、安全に食べられることが最優先ですが、それと同じくらい**「食べたい」と思えること**も大切です。

私が病院で勤務していた頃も、「見た目がおいしそうだから食べてみたい」と患者さんがおっしゃる場面を何度も見てきました。食欲は、見た目や香りといった第一印象に大きく左右されます。

「あいーと」は、食材の形や彩りをできるだけ残しながら、舌でつぶせるほどやわらかく仕上げられています。そのため、介護食を食べているという心理的な負担が少なく、食べる楽しさも感じられる商品だと感じました。

価格は一般的な冷凍食品より高めですが、毎日利用するだけでなく、

  • 誕生日
  • お正月
  • 敬老の日
  • 家族が集まる日

など、少し特別な日の食事として取り入れるのもおすすめです。

「介護食だから仕方ない」とあきらめるのではなく、「おいしく食べること」を大切にしたい方に、自信を持っておすすめできる介護食でした。

あいーとはこんな方に特におすすめ

  • 家族と同じような食事を楽しみたい方
  • ミキサー食では食欲がわかない方
  • やわらかい食事を毎日作るのが負担な介護者
  • がん治療中や術後で硬いものが食べにくい方

あいーとを試してみたい方はこちら

今回ご紹介した「あいーと」は、公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazonなどでも購入できます。

「まずは少し試してみたい」という方は、セット商品から始めるのがおすすめです。

まとめ

今回は、「あいーと」4品を実際に食べてレビューしました。

実食して感じた魅力は、

  • 見た目が普通の食事そのまま
  • 舌でつぶせるほどやわらかい
  • 食材本来の風味や食感が楽しめる

という3点です。

介護食は、安全に食べられることはもちろん、「食べたい」と思えることも大切です。

「あいーと」は、見た目・味・やわらかさのバランスが良く、食べる楽しみを大切にしたい方におすすめできる介護食でした。

「最近食事量が減ってきた」「やわらかい食事作りが負担になってきた」という方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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