親知らず抜歯後の痛みは?
きっと多くの方が、「親知らずの抜歯は痛い」というイメージを持っていると思います。
ですが、実際は抜歯の際には麻酔が効いているので痛みを感じることはほとんどありません。
※詳細は体験談でお話します。
痛みがないから、とにかく「恐怖感」と戦う感じでした。
実際に痛みを感じ始めるのは、通常、麻酔が切れてからのことです。
術後に痛み止めを飲むと思いますが、その薬が切れてくると徐々に痛みが現れてくるはずです。
できれば、この麻酔が切れてから一波目の痛みを感じる前に痛み止めのを飲むことをおすすめします。
抜歯に要する時間と抜歯後の痛みは比例するようなので、自分の抜歯に要した時間を振り返って痛みに備えることが大切です。
親知らず抜歯後はいつから食べられる?
抜歯後の食事は、麻酔が切れれば食べても大丈夫です。
麻酔は、抜歯後たいてい1~3時間程度で切れるので、それから食事をとるのがおすすめです。
もしや食べられないってことか?!
神のみぞ知る!ってかんじですね(笑)
私の親知らず抜歯体験談
最初の1本は都内の「武蔵境駅近くの歯医者さん」で。
残りの3本は「吉祥寺駅近くの歯医者さん」で抜歯を行いました。
なぜ2箇所の歯医者で抜歯しているかというと…
1回目に歯医者選びを間違えたからです。
大失敗!初めての親知らず抜歯
初めての親知らず抜歯の時は突然訪れました。
まだ病院で働いていたころです。
通っていた歯医者に親知らずの生え方的にも抜歯を勧められたので、
なんて軽い気持ちで抜歯することに。
当時はそんなに大変なこととも知らずに。
ショッピングモール内で20時まで営業の歯医者さんを予約。
仕事後、食事を済ませての19時前に抜歯へ。
抜いたのは右下の親知らずです。
麻酔後さっそく抜歯作業へ。
ガガガーギギギーッ
バキッバキッバキッ!
歯を砕く音が頭に響き怯えます。
あと少しで終わるはず、
うん。終わるはず。
全然終わらない!
そして、口を開く器具が当たってるところが痛すぎる!
涙が出そうなくらい(というより出ましたが)
痛くて尋常じゃなく辛かった!
抜歯作業が終わって止血作業へ。
しばらくしても血がなかなか止まらない様子。
先生はちらちら時計を気にしています。
あ、20時になりそう。
診療終了時間が近づいてるのね。
3日後また診せにきて。
なんのことかわからないけれど、とりあえず早く終わって欲しい気持ちで返事をしたのを覚えています。
処置をしてもらい、痛み止めを貰い帰りました。
その日は、食事を済ませていたのでそのまま就寝。
それから数時間後…。
痛すぎて目が覚めます。
寝ていても、ズキズキ感が響いてきます。
ロキソニンでは治らず、ボルタレンを追加してなんとか数時間、寝たような寝てないような時間を過ごしました。
翌朝、仕事は休みだったので救われましたが、痛みは増す一方です。
顎が動かせないくらいの痛みです。
下顎を少し動かすのも激痛が走るので怖くて食べることは全く出来ません。
これで3日耐えられるのか不安しかありませんでした。
初めは痛すぎて食欲も湧かず。
MAXで痛み止めが効いている数時間だけは何か飲めそうな気がして、ウィダーインゼリー的なものでしのぎました。
2日目も痛みは続いています。
全く弱まる気配がありません。
痛みに耐えながら、仕事に向かいます。
職場は病院の栄養課。
昼食の時間は病院給食を食べます。
普通の食事は食べられそうにもありません。
だからといって刻まれた食事も傷口に詰まりそう食べられません。
その時私が食べたものは「ミキサー食」です。
しかも顎が痛みで動かせないので、スプーンで食べることができず。
ミキサー食をストローで吸って飲みました。
これまで、飲みものやウィダーインゼリー的な甘いものしか食べられていなかったので
ごはん的な味のものが食べられた感動と美味しさは忘れられません。
その後、歯医者へ行き傷口につめた綿を抜いてからは劇的に痛みが軽減していきました。
それでも普通食が食べられるようになるまで1週間はかかりました。
親知らずの抜歯ってこんなに大変なことなんだ!
その一件で初めて知ったのです。
そして歯医者選びの大切さも身に染みて実感。
次はもっと調べて準備してから抜歯に臨もうと決意しました。
吉祥寺の名医と出会う!
1本目の抜歯から数ヶ月後。
当時の痛みと恐怖がなかなか忘れられず次の抜歯に踏み出せずにいましたが、意を決して抜歯することに。
とにかくインターネットで口コミを検索して、自宅から近いところで親知らずの抜歯に定評のある歯科医を探しました。
事前に予約し、
1回目は抜歯のための予診を行い、2回目の診察で抜歯を行いました。
抜歯したのは前回同様「下の親知らず」
今回は事前に飲むゼリー飲料を用意しておきました。
抜歯当日。
これから数日はまた食べられない日々が始まると思い、思いっきり食べて臨みました。
麻酔後、抜歯スタート。
バキッバキッ
数分後。
止血して縫っておわり!
え?まだ20分も経ってないんじゃない?
前回の1時間以上の格闘と痛みはなんだったのか。。
いやいや、そんな痛くないはずはない
初めての抜歯の時のあの顎が動かないくらいの痛みがいつくるのかと怯えて待ちましたが、結局来ませんでした。
もちろん、麻酔が切れた後は痛みましたが、痛みどめを飲めば忘れられる程度です。
痛み止めも翌日くらいまでしか飲まなかった気がします。
3日目には普通の食事が食べられました。
残りの上2本も同様の流れで抜歯してもらい、上の歯の方がより痛みは少なかったように思います。
もちろん歯の状態によっても異なるようだけれど、ここまで差があるのには驚きでした。
抜歯後 どんなものが食べやすい?
抜歯後は柔らかいものがやはり食べやすいです。
抜歯初日や翌日までは、プリンやゼリーなどが無難です。
お粥やひき肉などは柔らかく一件食べやすそうですが、粒が傷口に入ってしまうととれないので不向きでした。
細かいポロポロしたものは避けた方が無難です。
ですが、いくつかの歯医者さんのホームページで、
抜歯後に吸ってものを食べると、抜歯後にできたかさぶたが剥がれてしまうおそれがあるので、吸って食べるゼリーやドリンク、すすって食べるうどんなどの麺類は、一度お皿に移して食べること。吸うのは控えた方が良い。
という記載がありました。
その辺りは慎重に判断してください。
みんなの抜歯後の食事、体験談
https://www.instagram.com/p/Bv3xSxOhCEU/
親知らず抜歯後おすすめ介護食
どんなに良い歯医者さんに抜歯して貰っても、やはり抜歯当日~3日間程度は柔らかい食事しか食べることが出来ません。
そんなときにおススメなのが介護食です。
https://www.instagram.com/p/BR2DOAOjA09/
https://www.instagram.com/p/Bs-d9IwAYYl/
レトルトの介護食ももちろんお勧めですが、私の1番のおすすめは『あいーと』です!!
「あいーと」とはイーエヌ大塚製薬株式会社が販売している「やわらかい冷凍のおそうざい」です。
【酵素均浸法】という技術により、食材独自の食感を残しながらも、形が崩れないギリギリの軟らかさに調理されています。
きっと美味しくて驚きますよ!
▼ こちらの記事で「あいーとを食べてみた体験談」をご紹介。▼
~お得に購入する方法まで徹底解説!~
数個買う程度なら、ネット通販も利用してみてください。
その他にもネット通販で購入できるレトルト食も豊富にあります。
できれば、抜歯前に三日分くらいは用意しておくと安心ですよ。
▼ こちらの記事で「レトルト介護食の各社の違いを比較記事」をご紹介しています。▼
栄養士目線で味や食べやすさを解説しています。
まとめ
今回は私の経験談を併せて、親知らず抜歯後のお食事についてご紹介しました。
最近の介護食は本当に美味しいですから、いろんな場面で利用できるのも嬉しいですよね。