本記事のテーマ
高熱がなかなか下がらず、風邪が長引くなぁと思っていたら頰と奥歯
副鼻腔炎(蓄膿)の体験談と高齢者に多い老人性鼻漏についてま
副鼻腔炎の原因
最も多い原因は風邪です。
風邪によって発生した鼻の粘膜の炎症が、副鼻腔まで広がり、蓄膿
花粉症などのアレルギー症状でも起こります。
もともとの鼻の形、鼻の真ん中を通る鼻中隔が成長とともに左右ど
また意外な原因として忘れてはいけないのは「歯の炎症」です。
むし歯や歯周病の細菌が歯の根を伝い上顎洞内に侵入して炎症を
高熱が下がらない
私の場合は、子供から風邪がうつり5日ほど高熱が続きました。
はじめの高熱の原因はおそらく扁桃腺炎。
子供を産んでから、睡眠不足が続いているので免疫力が低下しがち
扁桃腺炎を起こしやすくなっていました。
はじめは内科へ行きました。
抗生物質(セフカペンボキシル塩酸塩錠)
痰切り(カルボシステ
5日飲んでも中々
熱が下がらず。。
喉を見ると扁桃腺が腫れて、膿が。扁桃腺が真っ白です。
耳鼻科へ行きました。
抗生物質(サワシリン錠)
痰切り(カルボシステ
2種類めの抗生物質を飲み続けて4日。
扁桃腺の腫れが落ちついてくると次第に熱も下がっていきました。
しかし、熱が下がっても、なかなか鼻水症状が改善しません!!
粘っこい黄色い鼻水が止まりません。
季節はちょうど3月中旬。
熱が下がったのに、鼻水だけ止まらない。
花粉症にしては鼻水が粘っこいような。。
気づくと匂いを全く感じなくなっていました。
下を向くと頰が痛い
と感じ始めて2日後、下を向くと頰が痛むようになりました。
なんだか奥歯も痛い。。
もう一度、耳鼻科へ。
耳鼻科へ行って状態を話すとすぐにレントゲン撮影へ。
医師の診断を聞くと
右も左も真っ白に写ってるから膿がかなりたまってるよ!
よくここまでなるまで我慢したねー
頭痛もするでしょう?
と呆れられる始末でした。
上顎洞洗浄か抗生物質か
いきなり先生に確認されて戸惑いました。
「上顎洞洗浄」という処置らしいです。
ま、治りは早いと思うよ!
迷う。。
ビビりの私はひとまず薬で様子をみる選択をしました。
2日に1度、ネブライザー治療に通院。
抗生物質(ジェニナック錠)
ムコダイン錠
鼻詰まりに効く漢方葛根湯加
鼻水改善後も歯痛が止まらない
ネブライザー治療と抗生物質ジェニナック錠を飲み始めて2日。
鼻水症状が少しずつ落ち着いてきました。
頬の痛みと歯痛は副鼻腔に膿が溜まっているので、まだ改善しません。
ネブライザー治療、抗生物質5日目。
やっと鼻水は止まり、頬の痛みも改善してきました。
完治まで
鼻水が完全に止まったのは、抗生物質ジェニナックを飲み始めて5日目でした。
頬の痛みは、ほぼ消えましたが奥歯の痛みは未だに感じます。
歯医者に行って確認したところ、虫歯ではありませんでした。
副鼻腔炎の影響なので2週間ほど様子を見るように言われました。
ジェニナックを飲み終えた後は、新たな抗生物質(クラリシッド)とムコダイン(去痰剤)を10日分処方されて通院を終えました。
奥歯は未だに痛みます。
→4週目の今朝、奥歯の痛みがなくなりました!!
後日、『上顎洞洗浄』を体験された方の経験談をインターネットで調べると、「骨に穴をあける・・、出産の次に痛い。。」など恐ろしいことが書いてありました。
https://www.instagram.com/p/BMd6aObDGU_/
その後、鼻うがいはじめました。
初めての副鼻腔炎が完治してから2か月経過したころ。
これまでだと、うつっても水っぱなが短期間続くような経過が多かったのですが、
なんだか今回はすぐに粘り気のある鼻水に変わりました。
副鼻腔炎は再発しやすい。
聞いてはいましたが、こんなに顕著に症状が現れるなんて驚きです。
前回のような状態には戻りたくないので、耳鼻科の先生に勧められた「鼻うがい」を試しに始めてみることにしました。
鼻うがいの効果かはわかりませんが、今回は早めに診てもらったこともあり、重症化せずに済みました。
予防効果もあるのかは、わかりませんが鼻うがいするとスッキリして気持ちが良いので、今も鼻水が少し気になる時は積極的に行うようにしています。
わたしは、耳鼻科で購入しました。
※2020年、最初の副鼻腔炎から1年経ちました。
何度か再発の兆しが見られてドキドキしましたが、鼻うがいを早めに行うことで最初のような重症化は防げていると思います!
高齢者の鼻水症状『老人性鼻漏』
『副鼻腔炎(蓄膿)』になると、私のように黄色い粘っこい鼻水が止まらなくなる症状が現れます。
しかし、無色透明でサラっとしている鼻水が止まらない症状も実は意外な病気が隠されていることがあります。
高齢者でこのような症状がある場合は「老人性鼻漏(ろうじんせいびろう)」 が考えられます。
老人性鼻漏は高齢になって粘膜機能が低下した方に発症しやすいといわれています。
粘膜機能が低下すると、粘膜が持つ水分吸着力(粘着性)も弱くなるため、水っぽい鼻水が流れ出てしまうのです。
風邪のような発熱、咳、くしゃみなどの症状がなくサラッとした鼻水だけが止まらない場合は要注意です。
老人性鼻漏では主に次の症状があらわれます。
・風邪症状はなく、無色透明で粘り気のない鼻水が出る
・寝起き、朝方に鼻水が多く出る
・食事の時に鼻水が出やすくなる(熱いもの、辛いものを食べたとき)
まとめ
今回は『副鼻腔炎』の体験談と高齢者に多い『老人性鼻漏』についてまとめました。
鼻水だけだから、なんてほっておくと完治するまでに非常に時間がかかってしまいます。
わたしの場合は、完全に痛みが消えるまで4週間もかかりました。